Sincol コルホネン 椅子専用デザイン

レザー

コルホネンは、織物柄でありながら、方向性を限りなく消したオリジナルデザイン

プリント商品で、大ヒット商品を考えて作るのは大変です。 何百という柄を手掛けてきた私が経験から言えることは、柄の特徴が椅子のフォルムを消してしまったり、TPOに合わない、選ぶ人の好みが違う、無地が無難だという考えが多いなど上げられます。 製造側からすると、柄の向きなどがあり、ロスが多く、その分の原価が上がりやすいなどです。 どれも正論であり、それが売れないを引き起こしています。

巾なりのデータも見れるカタログまであります。
此処をクリック! 流石、シンコールブランドのレザーですね!!

しかし、誰かが持っている、はやっている、同じものが欲しいという願望は日本人気質にあります。 資材原価を見破る私からすると、原価的に、こんなものがこの値段で?と思うプリント柄が多く、高い方が評価が高い、変な現象もデザインの世界には実在しています。

そうした中で、セントレアからJALでヨーロッパ方面へ飛ぶには、ヘルシンキ一択。 そこは、北欧と呼ばれる場所にあたり、何度か訪れていますが、昼間から暗い寒い。 コーラや食べ物は高い、店は遅く空いて早く閉まる。 せっかちな私には、良いことがない。 とにかく、街のイメージは暗い。 一方、色は原色、柄がデカければ高くても売れる的な、柄ものがお土産売り場に並んでいます。 そんあド派手なドレスで仕事している人までいる。

ネットでは北欧っていいよね 的なPRが散見する。 全くもっと、何が良いのか、そうなのかと同意できない自分がいます。 ならば、自分なりのデザインをしてみようとアイデアをだし、スタッフが苦労して仕上げてくれました。 そのデザインをレザーに落とし込むのも大変ですが、一番良くできたコルホネンだけを採用しています。 他のデザインは、要望や企画が出たときの引き出しに閉まっておきます。

コルホネンのA3のプレゼンバージョンのデジタルカタログは此方へ
https://www.sincol-group.jp/digitalcatalog/leather2024-2/#page22

コルホネンのB5のサンプルバーションのデジタルカタログは此方へ
https://sincol-group.jp/digitalcatalog/leather2024-3/#page40

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