本革デジタルカタログ発刊
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レザリスト Sincol 椅子張り紹介

テキスタイル

レザリストは、織物で本革を再現するプロジェクト、ヴィーガン思想でつくったレザー調織物です。

ミラノの友人にイタリア人にヴィーガンの人います。 います、と言うのもおかしな話ですが、日本での友人には居ませんので、どういう生活感か知っている、知らないという点での表現です。 一緒に過ごす機会もありますし、皆の違い、それぞれを尊重しています。 お豆腐料理や豆料理は、海外でも進んでいて、多様性において、日本の食文化が持つ役割は大きいですね。

実の所、ヴィーガンレザーは、動物由来でないというのがポイントです。 動物由来のモノを一切使っていないと保証できる材料が、ヴィーガンの人たちが安心できるポイントであります。 ここで取り上げるヴィーガンレザーで椅子やソファを作れば、ヴィーガンの方々が安心して座れるわけです。 言い換えれば、ヴィーガンの人が使える≒ヴィーガンレザーと謡うべき商品ということ。

ヴィーガンの人だけが判れば良い話で、第三者が、それはヴィーガンではない等同等と主張するのは愚すぎると考えています。 それが、友人と過ごして判る価値観の尊重するポイントです。

実の所、化学的なレザーでも、その元となる元素、分子が、動物由来ではない、使用していない、とは保証ができません。 油であったり、安定剤であったり、全てが石油由来の化学物質だと考える方が些か乱暴ではないでしょうか。 自然由来の化粧品の油脂が、動物性油を原材料にしていること位、世界では常識です。 それ以外の分野でも、普通に医薬品や洗剤、繊維製品や接着剤など、上げたらキリがない位、多くの分野、多くの商品使われていています。 細かく言えば、どこで、どう動物由来の成分が分解されて使われているかは分からないのが実態ですし、化学の分野ですから、それらがノウハウのため開示はされません。

食用の家畜は、食料で全てが食用に使用されるわけではありません。 我々が、上記の用途に使用しなければ、沢山の部位が廃棄されるだけ。 命を使いつくしてあげることが出来ません。 ヴィーガンと違うレベルで、古来からある人の営み上の思想であります。 互いの合理性を認め合うことが大切です。

そこで、織物で確実に動物性由来の原材料を使用しない、保証できるレザーを再現しようというわけです。 織物でありながら、顔がレザーの銀面を擦った、半ヌバック調の仕上です。 *銀面とは本革のスキン層のこと。 革らしい顔の部分のこと。 この銀面層をすいたり、削ったりしたものがヌバックとなります。 本革との見分けは、拡大写真を撮り、毛穴を確認できるかみる。 下記の様な丸く何層も穴があると、表面に顔料をつけていない自然状態のヌメ革(本革で、生きたままの傷などが其のまま残る)。 また、毛穴が鋭い三角形の角が残っていると顔料を塗布した一般的な本革となります。 化学レザーであれば、毛穴を再現しているだけなので、角が無く、穴の重なりがありません。

本革をヨコ断面から拡大すると、コラーゲン層や繊維層などみることが出来ます。

過去、レザーを紙やすりで擦った商品を作りましたが、表面破壊のために、中が痛んでしまい、一般レザーに求められる物性が持たなかった。 それを克服するという側面でも成功した開発商品だと思います。 色は4色。 ホテルなどで使用されているのを見かけますが、中々良い商品です。

A3のプレゼンバージョンのデジタルカタログは此方へ

https://www.sincol-group.jp/digitalcatalog/textile2023-2/#page44 

B5のサンプルバージョンのデジタルカタログは此方へ
https://www.sincol-group.jp/digitalcatalog/textile2023-3/#page154

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