2024年レザー総合発刊 カウントダウン!

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1月31日 全国から最強の椅子張り販売部員達が、名古屋に集結し、これまで議論をつくしてきたレザー商品の販売戦略について最終方針が決定されました。 サンプル帳づくりの本丸は、商品でもなく、価格でもなく、販売戦略にあり。 強い決意で皆が望み、これから、市場へ投入する最終準備に入ります。

SINCOLのサンプル帳は、従来型の貼り布見本帳に加え、AI初期から採用してきた業界初のAmazonAlexaによる検索、更に業界初で、何種類ものデジタルカタログが準備されています。 勿論、今回も同様です。 現物サンプル帳と同じ内容のデジタルカタログ、1商品1ページずつのスペシャルデジタルカタログ巾なりが見られる巾なりデジタルカタログ、そして、全色が見られるB5サイズのデジタルカタログと、沢山用意しています。 

特に、A3で其のまま印刷プレゼンできる1商品1ページからなるデジタルカタログは、商品一つ一つのポータルサイトとしても機能し、その商品の機能などを担保する様々な証明書がダウンロード可能となっています。 我々の作業量が膨大ですが、お客さんの先であるデザイナーさんや設計さんで、既にA3で構成されたデジタルカタログは、プレゼンボードなどの編集作業を楽にしてくれます。 

全商品の全色が、B5判サイズで見られるB5判のデジタルカタログも業界初で誕生して以来好評です。 今回も、数種類あるデジタルカタログの一つとして、採用されております。 あらゆるニーズに応えるのは、”デジタルカタログで”、という位置付けであります。 現在、編集と確認作業を進めており、いつも通り、現物サンプル帳発刊後に、それらが見られるように進めています。 

なぜ、デジタル・カタログの発刊が遅いのか? このサンプル帳商品は、椅子の一部の”資材”だからです。 最初に使う人は、椅子に仕上げる職人さん。 現物を見ていただき、先に試しに張ってみて特徴を把握してもらう。 使ったことがあれば、張る時の注意点や引っ張る力など、職人さんは飲み込んでいます。 まず、職人さんが現物を見て、どの形状の椅子には綺麗に張れる、どのタイプだとどういう問題がある等、ある程度ジャッジしてもらいます。 それができるのが椅子張りのプロ。 先に把握しておくことで、デザイナーさん、設計さん、ユーザーさんからの要望に対して、適格に応対できるからです。 デジタルカタログが少し遅れて、丁度良いと考えています。 同時に発刊の方がかっこいいとか、当たり前だとか、本当に大切なことからズレたものはマーケティングと言いません。 唯の型です。 そんなことはモノづくりにおいて、大きな問題ではないのです。 資材という本質から離れないことが大事。 私が主催するデザイン集団 惹伽銑(Jaka Zukk)は、常に本質を見つめています。

サンプル帳とデジタルカタログには、殆ど全てが書かれています。 マニュアルそのものです。 少しずつ全部を読み込んで頂くことで、資材の理解は中級レベルになると思います。 デジタルカタログは手軽ですが、覚える必要性を感じなく、応用が利くレベルになりにくいようです。 弊社においても、何かと、いちいち調べてからお応えする、慎重すぎる営業活動になっていることが判明しています。 寄り添って、パートナーとして資材を使って欲しい思いから、サンプル帳に書いてあることを読み込んで使ってもらいたい。 弊社の正しい椅子資材のサンプル帳の使い方です。 色柄のセンスや勉強して習得する、それも重要ですが、我々は、それらの向こう側、実態と本質で働いています。

サンプル帳説明会は、この一言 ”良く読み込んで、書いてあることを叩き込んでください。” 素人営業は、説明を聞いたらプロだと思い込んでしまい、それでは、椅子製造のプロであるお客さんは一つも満足しません。 そこから、疑問に思うことを調べ、応用が利くようになり、新しい価値観を生み出せる人材に育つと考えています。

発刊後は、新商品を中心に、このブログで紹介していきます。 是非、フォローをして、エッセンスを吸収してください。

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